「BYOK」という、あまり耳慣れない言葉への関心がにわかに高まりつつある。機微性の高い情報を取り扱う際に必要とされる技術だ。背景にあるのはクラウド事業者によるデータの取り扱いに対する懸念だ。2021年3月にはメッセージサービス「LINE」のアプリ利用者の個人情報が、運営企業であるLINEの中国にある関連会社から閲覧できたことが判明。多数の地方自治体がLINEの利用を停止するなど波紋が広がった。こうした問題を根本的に解決するには、保存されているデータをクラウド事業者が閲覧できなくする仕組みが求められる。それを実現するのがBYOKだ。