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 ネットワーク技術は奥が深い。求められる知識は広範にわたり、専門用語も多数ある。これから学ぼうとする人にとっては何から手を付ければよいのか迷うだろう。

 そのような人にとって絶好の指針および教材になるのが、ネットワークスペシャリスト(ネスペ)試験である。

ネスペは人気の資格

 ネスペは、情報処理推進機構(IPA)が主催する能力認定試験。情報処理技術者試験には、レベル1~4までの試験が存在する。ネスペ試験はレベル4の高度試験に分類される。難易度は高く、一足飛びに合格するのは困難だ。ただ、ネスペ試験の合格を目指し、同試験で出されるような技術用語を学習すれば、無駄なく知識を深められる。

 そこで本特集では、ネスペ試験に頻出の技術を取り上げて分かりやすく解説するとともに、同試験の概要を紹介する。

 ネスペ試験は4択問題の「午前I」「午前II」と、記述式の「午後I」「午後II」の4種類で構成されている(図1)。合格にはそれぞれの試験で100点満点中60点以上を取る必要がある。合格率は10~15%程度と狭き門だ。

図1●ネットワークスペシャリスト(ネスペ)試験の概要
図1●ネットワークスペシャリスト(ネスペ)試験の概要
午前Ⅰは他の高度試験や情報処理安全確保支援士試験で共通の問題。情報処理について幅広い知識を問う。午前Ⅱ、午後ⅠとⅡはネットワークに関連する知識を重点的に問う。
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 ネスペ試験の人気は高い。例えば日経BPのWebメディアである日経クロステックが2021年9月に実施した「IT資格実態調査」では、ネスペは「保有している資格」の5位、「取得したい資格」の4位だった(図2)。

図2●ネスペは「保有している」と「取得したい」の上位に
図2●ネスペは「保有している」と「取得したい」の上位に
日経クロステックが2021年9月に実施した「IT資格実態調査」によると、ネスペは「保有している資格」と「取得したい資格」の上位にランクインした。回答者数は284人。
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