
特集
今さら聞けないFIDOのホント
パスワード地獄を解決する救世主
目次
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FIDOって何がうれしいの?
Webサービスなどのユーザー認証にはパスワードが広く使われている。パスワードは、管理が大変な「パスワード地獄」という欠点を持ち、セキュリティー上の問題もある。そこで近年注目されているのが「FIDO」である。一言で表現すると、「パスワードレスでサービスにログインできるようにする仕組み」だ。
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パスワードは将来なくなるの?
FIDOが普及すれば、理屈上はパスワードを廃止できる。それが本当に可能なのかを見ていこう。
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FIDOはなぜ分かりにくいの?
「FIDOとは何か」をきちんと理解するのは意外に難しい。それがなぜなのかを考えていこう。
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FIDOでパスワードも使えるの?
FIDOでは、パスフレーズなどの文字情報も認証に使える。パスフレーズは要するにパスワードのことだ。つまり、FIDOではパスワードも使えることになる。これは何を意味するのだろうか。
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どんな規格があるの?
FIDOには複数の規格があり、それらは2つの世代に分かれる。ネーティブアプリを想定した第1世代が「FIDO UAF」と「FIDO U2F」、Webアプリを想定した第2世代が「FIDO2」である。
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iPhoneでも利用できるの?
FIDOは、スマートフォン向けの2大OSである「Android」と「iOS」との間で対応に大きな差がある。