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やってみよう!ping監視

 Windowsをはじめ、ほとんどのOSはpingコマンドを標準で備えている。このpingコマンドを定期的に実行して、その結果をテキストファイルに保存しておけば、応答時間の変化を記録できる。Windowsには定期実行するための機能「タスクスケジューラ」が用意されているので、これを使ったping監視の方法を紹介する。

 まずはpingコマンドを実行して、その結果から実行した日時と応答時間を取得するスクリプトを作成する。実行日時は必ず取得する。実行日時が分からないと、いつから調子が悪くなったのか確認できないからだ。また別の監視方法で取得した記録とは実行日時でひも付けるので、実行日時が分からないと複数の記録を組み合わせた分析ができない。

 実行日時と応答時間の平均、最小、最大を取得するスクリプトを図Aに示した。pingコマンドが実行されるたびに、その結果がテキストファイルに1行ずつ追加される。

図A●pingコマンドを使って応答時間を記録するスクリプト例
図A●pingコマンドを使って応答時間を記録するスクリプト例
図に示したスクリプトを実行すると、pingコマンドによって4回計測される応答時間の平均、最小、最大がテキストファイルに記録される。繰り返し実行すれば、結果がテキストファイルに追記されるようにしている。
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 最後にこのスクリプトをタスクスケジューラに登録する(図B)。

図B●タスクスケジューラで定期的に実行する
図B●タスクスケジューラで定期的に実行する
Windows管理ツールにある「タスクスケジューラ」を起動する。右側のペインから「タスクの作成」をクリックし、タスクに名前を付ける。その後、トリガータブで「新規」ボタンを押して実行する頻度を指定し、操作タブで「新規」ボタンを押して定期的に実行するスクリプトファイルを指定する。
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 まずWindows管理ツールにある「タスクスケジューラ」を起動する。右側のペインから「タスクの作成」をクリックして、タスクに名前を付ける。名前を付けたら上部のタブを「トリガー」に切り替えて、「新規」ボタンを押して実行する頻度を指定する。5分おき、1時間おきなど監視対象の重要度などから頻度を決める。

 最後にタブを「操作」に切り替えて、「新規」ボタンを押して定期的に実行するスクリプトファイルを指定する。これでping監視が始まる。