
無線LANはオフィスや自宅、街中の施設などにおける無線インフラとして日常的に使われるようになった。その一方で、機器の増加による混雑や電波リソースを多く消費する新規格の登場により、良い条件で使いにくくなってきた側面もある。こうした状況において注目したいのが、Wi-Fi 6の拡張仕様である「Wi-Fi 6E▼」だ。日本でこの仕様を使えるようになるのはこれからだが、普及が進めば無線LANが今より使いやすくなると見込まれている。そこで本特集では、Wi-Fi 6Eの特徴を解説するとともに、実験結果を基に性能を評価する。
▼Wi-Fi 6E
6EのEは拡張を意味する「Extented」から来ている。
6EのEは拡張を意味する「Extented」から来ている。