全2391文字
PR
本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 小売り・物流施設向けといったBtoBのロボットを開発してきた米Amazon.com社が、いよいよ家庭用ロボットに参入する。

 同社は2021年9月、およそ4年かけて開発したという、多目的な用途に向けた「Astro」を発表した。ステレオカメラやToF方式の距離画像センサ、超音波センサなどを搭載(図1)。各部屋の地図を自動で作成し、周囲の様子を認識しつつ、障害物や人を避けながら自律的に移動できる(図2)。音声対話機能「Alexa」を搭載し、声で操作できる。まず米国の招待者に対して限定販売し、同年中に出荷する。一般価格は1449.99米ドルだが、早期割引として999.99米ドルで販売する。

図1 Amazon社が家庭用ロボットを発表
図1 Amazon社が家庭用ロボットを発表
Amazon社は2021年9月、家庭用ロボット「Astro」を発表した。米国の招待者限定で販売し、同年中に出荷する予定である。多数のセンサを搭載し、自律走行が可能である。(画像:Amazon社)
[画像のクリックで拡大表示]
図2 障害物を避けながらスムーズに移動
図2 障害物を避けながらスムーズに移動
各部屋の地図(マップ)を自動で作製し、周囲の様子を認識しながら自律的に移動できる。マップ上に存在しなかった障害物が落ちていたり、人が現れたりしても、検知して回避する。
[画像のクリックで拡大表示]

 今回の発表に合わせて、Amazon社は米国でAstroのデモを披露した。自宅を模したスペースで、さまざまなシーンでの利用例を見せた。