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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 目的に応じて解像度を変えて撮影し、複数のセンシング用途をカバーする。そんな新しいイメージセンサを米Sony Electronics社やソニーセミコンダクタソリューションズ、ソニーLSIデザインの研究グループが開発し、「半導体業界のオリンピック」と称される国際会議「ISSCC(International Solid-State Circuits Conference) 2022」で発表した(図1)。2018年のISSCCでも同種のイメージセンサを発表済みだが、より細かく解像度を変更できるようにして多様な用途に向ける。