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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 2022年8月、コンピューターグラフィックス(CG)やインタラクション技術の分野で著名な国際会議「SIGGRAPH 2022」がカナダ・バンクーバーで開催された。同会議では、3次元(3D)オブジェクトや3Dシーンの生成、アバターの制作などといったグラフィックス分野におけるAI活用の成果発表が相次いだ。いわゆる「ニューラルグラフィックス」分野である。

 中でも存在感を示していたのが米NVIDIA社だ。例えば、一般的な口頭発表とは別に「特別講演」を実施。ビデオ講演ながらも、同社創業者 兼 CEOのJensen Huang氏らが登壇してSIGGRAPH 2022で発表する研究成果を紹介した(図1)。同社によれば、発表した論文数は16件に及ぶという。