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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
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 自動運転などを想定し、現在、低コストのLIDARの開発を目指すスタートアップが世界中で数多く出てきているが、そうした企業の1つ、米Aeva社が小型LIDAR「Aeries」の製品写真を2019年12月、公開した(図1)。

 同社は米Apple社で自動運転向けセンサの開発などに関わっていた2人の技術者が2017年に創業した企業。大手自動車メーカーのドイツAudi社、ドイツPorsche SE社などVolkswagenグループの企業が多く出資している。これまでに約4850万米ドルを調達している。

図1 Aeva社のLIDAR用チップの外観
図1 Aeva社のLIDAR用チップの外観
送信部、受光部などを集積しているという。右上は製品外観。(写真:Aeva社)
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 現在の自動運転車で使われているLIDARは、レーザービームをモータで機械的にスキャンさせるメカニカルLIDARが主流である。ただし、モータ駆動の可動部があると高コストになることから、本誌が2016年4月号で解説したように、可動部を廃したメカレスLIDARが次世代方式として期待されている1)。メカレスLIDARであれば数万円の価格を実現できると見られている。実際、Aeva社は今回のLIDARの量産価格は500米ドル以下としている。

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