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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
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 NTT東日本がドローン事業に参入した。ITサービスを手掛けるオプティム、ドローンの販売などを行うWorldLink&Companyと共に、ドローンの製造販売やサービスを手掛ける新会社「NTT e-Drone Technology」を2021年2月に設立した(図1)。筆頭株主はNTT東日本で、同社副社長の田辺博氏が新会社の代表取締役社長に就任する。

 事業開始に先立ち、スカパーJSATグループで産業用ドローンの開発を手掛けるエンルートから、機体開発・製造などの事業を譲り受けた。同社は事実上、ドローン事業から撤退することになる。技術者20人ほどが新会社に移籍し、開発の中核を担うとみられる。