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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
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 成田国際空港会社(NAA)は2019年6月、空港ターミナルの巡回警備に自律走行可能な警備ロボットを導入した(図1)。国内の空港としては初の試みである。当初、ターミナル1とターミナル2に警備ロボットを1台ずつ導入し、2019年10月からはさらに1台ずつ追加。現在は各ターミナルで2台、合計4台が稼働している。狙いは警備の強化と人手不足への対応である。

 同空港の利用客数は、東京五輪・パラリンピックの開催が予定されている2020年には大きく増える見込み。加えて、訪日外国人旅行者数を増やしたい日本政府の思惑も働く。日本政府が掲げる同旅行客数の目標は、2020年に2015年の約2倍の4000万人、2030年に同約3倍の6000万人。2018年の同旅行客数は前年比8.7%増の3119万人とされている。訪日外国人旅行者数が増えれば、空港の利用客数も増えるのは必至だ。

図1 多くの利用客が行き交う成田国際空港のターミナル1で巡回警備に当たる警備ロボット
図1 多くの利用客が行き交う成田国際空港のターミナル1で巡回警備に当たる警備ロボット
同ロボットを後ろから見た様子。
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