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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
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 分析機器や医療機器、計測機器などを開発・製造する島津製作所は、多品種少量の企業向け製品を数多く抱える。

 その数は膨大で、「(売上高の約6割を占める)分析機器だけでも、生産計画の対象になる機種の数は1カ月当たり約2000」(同社業務システム統括部業務プロセス革新室兼モノ作りセンターマネージャーの池尻正尚氏)に上る。そのため、同社には「いろんな製品向けの短い生産ラインがずらりと並ぶ」(同氏)。ラインの形態はさまざまだという。

 そんな多数の生産ラインを使って多品種少量生産を手掛ける同社にとって、一つひとつのラインの自動化や効率化のために大規模な投資を行うことは難しい。

 そこで白羽の矢を立てたのが、低価格なロボット「DOBOT Magician」〔深圳市越疆科技(Shenzhen Yuejiang Technology社)、図1〕。同社は、同ロボットを低価格な改善のためのツールの1つとして位置付ける。

図1 低価格なロボット「DOBOT Magician」
図1 低価格なロボット「DOBOT Magician」
深圳市越疆科技製のロボット。本来はホビー用や教育用として使われている。DOBOT Magicianの日本での価格は、ベーシックキットで13万9000円だ。
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