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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
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 和食レストランチェーンを運営するとんでんホールディングスは、配膳ロボットを複数店舗に配備し、接客スタッフの業務効率化に乗り出した。ロボットは料理の配膳や、利用後の食器を片付ける「下げ膳」の支援を行う。

 同社は北海道や関東圏で、「北海道生まれ 和食処とんでん」を97店舗展開。埼玉県の白幡店を皮切りに(図1)、2021年2月以来、来店客数の多い20店舗以上に既に導入済みである。

図1 和食レストランでロボットが料理を配膳
図1 和食レストランでロボットが料理を配膳
北海道や関東圏を中心に和食レストランを運営するとんでんホールディングスは、料理の配膳や下げ膳にロボットを活用している。埼玉県にある「北海道生まれ 和食処とんでん 白幡店」では、ピーク時の人員を1人削減できるなどの成果を上げている。同店を皮切りに、20店舗以上にロボットを導入している。
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