Case Study
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有楽町マルイで清掃ロボット導入、営業時間中に動かし、デジタルサイネージの役割も
関東を中心に商業施設を運営する丸井グループ傘下で、店舗の施設管理を手掛けるマルイファシリティーズは、東京都心のファッションビル「有楽町マルイ」に清掃ロボットを導入した。同社は、清掃員不足や人件費の高騰を背景に、かねて清掃ロボットを活用し省力化を進めてきたが、コロナ禍を受けてその取り組みを今回さらに…
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佐川の物流拠点で3種90台のロボが稼働、EC向けの需要増で導入、人手を大幅削減
佐川急便を傘下に持つSGホールディングスは、総工費約840億円を投じて東京・新砂に物流施設「Xフロンティア」を開設した。これまで関東エリアに複数あった佐川急便の中継センターを集約。各営業所で集めた荷物を、複数の中継センターを経由せずワンストップで全国に届けられるようにした。
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すかいらーくHDが配膳ロボを大規模導入、ガストなど約2000店舗に配備し、配膳を効率化
飲食店での配膳ロボットの利用が広がる中、いよいよファミリーレストラン大手での大規模な導入が始まった。ファミレス最大手のすかいらーくホールディングス(HD)は、主力ブランドの「ガスト」としゃぶしゃぶの食べ放題店「しゃぶ葉」の全店で配膳ロボットの導入を決めた。2022年4月までにガスト約700店、しゃ…
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介護施設でロボットを自動巡回向けに導入、アームで扉を開け部屋を見回り
介護の現場で自動巡回ロボットが稼働し始めた。介護事業会社を傘下に持つセントケア・ホールディングが、千葉県市川市の複合型介護施設「セントケア市川大和田」にロボットを導入。施設内をロボットに巡回させ、入居者が部屋で倒れていないか、廊下を徘徊していないか見回ることで、スタッフの負担を軽減した。
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Yahoo!ショッピングなどの出荷にピッキングロボ、米Berkshire Grey社製で1万種以上もの商品を把持
米Walmart社(ウォルマート)や、米Target社、米FedEx社といった巨大企業の物流を支え、このほど米NASDAQに上場を果たすなど、急成長を遂げているロボットベンチャーがある。物流向けロボットを手掛ける米Berkshire Grey社だ。同社のロボットがついに日本に上陸し、Yahoo!シ…
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IIJが千葉のデータセンターで警備ロボを活用、屋内外を毎日巡回
施設内を見回る警備ロボットが、商業施設やオフィスビルだけでなくデータセンター(DC)にも活躍の場を広げている。通信事業者のインターネットイニシアティブ(IIJ)は、警備ロボットを活用し、DC内の巡回などを自動化した。DCでは、顧客から預かった情報資産を安全に保管・運用するため、日々の警備が欠かせな…
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JR東日本グループが駅そば店に調理ロボ、狭小空間で動かす工夫とは
鉄道駅の構内などに店舗を構える駅そば店で、“そばゆでロボット”が稼働し始めた。導入したのは、JR東日本グループで、駅構内の飲食店などを手掛けるJR東日本クロスステーションのフーズカンパニー(以下、JR-Crossと記述)だ。そばを自動でゆでる調理ロボットを活用し、人手不足解消に成果を上げている。
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品川の高層ビルの警備に遠隔操作ロボ、ロボットがビル内を巡回、人がカメラ越しに監視・操作
ビル管理などを手掛ける大成は、ロボットを活用しビルの警備業務を効率化した。同社が警備を請け負う東京・品川駅前の複合ビル「品川シーズンテラス」に、遠隔操作ロボットを2台導入し、2021年4月から本格運用を始めた。
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結婚式場の八芳園が配膳ロボット導入、披露宴での活用見据え、まずはレストランで運用
東京・白金台で結婚式場を運営する八芳園は、式場内のレストランで配膳ロボットを活用し始めた。ロボットが客席まで料理を運んだり、利用済みの皿を厨房まで運ぶことで、スタッフの負担を軽減した。
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ファンケルが通販向けにピッキングロボットを導入、売れ筋の化粧品やサプリの出荷を効率化
化粧品や健康食品などを手掛けるファンケルが、ピッキングロボットなどを活用し、出荷作業を効率化した。このほど大阪府門真市に新設した物流拠点「関西物流センター」に、商品をピース単位でピッキングするロボットや、ケース品を荷下ろしするデパレタイズロボットを導入。ロボットや大規模な物流装置に約40億円を投じ…
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日比谷公園や小金井公園などで芝刈りロボ、ホンダ製を都内8施設で導入、毎日自動で芝を刈る
東京の日比谷公園や小金井公園などで2021年4月から、ロボット芝刈り機が動き始めた(図1)。都立公園などの運営・管理(指定管理)を行う東京都公園協会が、都内の8つの公園・施設に一斉導入(表1)。毎日、ロボットが広大な芝生の上を静かに動き回って芝を短く刈り揃え、公園の景観維持に貢献している。
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牛角で配膳ロボットを導入、食べ放題専門店で小皿を運ぶ
外食大手コロワイド傘下で、焼き肉チェーン「牛角」などを運営するレインズインターナショナルが配膳ロボットを導入した。オーダー式の食べ放題メニューを提供する「牛角ビュッフェ」や「しゃぶしゃぶ温野菜」など3つの飲食店、合計7店舗でロボットを配膳に活用している。導入したロボットは、ソフトバンクロボティクス…
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ポーラ・オルビス傘下のオルビスが物流ロボ330台導入、中国LiBiaoのロボをピッキングに応用
ポーラ・オルビスホールディングス傘下で化粧品の通信販売を主に手掛けるオルビスが、物流向けのロボットを大量に導入し、業務を効率化している。埼玉県にある「オルビス東日本流通センター」において、中国LiBiao Robot社製の搬送ロボット「t-Sort」を330台も導入。ピッキング支援や商品の搬送など…
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医療資材の物流拠点にピッキング支援ロボ、小西医療器が2種類を導入
個人向けECの物流現場で使われているロボットが、医療系の現場で稼働し始めた。シップヘルスケアホールディングス傘下で、主に西日本地域の病院向けに医療機器・資材を販売する小西医療器が、大阪の新拠点にピッキング支援ロボットを導入した。ピッキングした商品を載せて物流センター内を動き回るロボットや商品棚を持…
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サイゼリヤが配膳ロボで店舗業務を効率化、下げ膳も短時間になり、客の待ち時間減
サイゼリヤが、ロボットによる店舗業務の効率化に乗り出した。同社はイタリア料理のファミリーレストラン「サイゼリヤ」を全国で1000店舗以上展開しているが、2021年2月から千葉富士見店で配膳ロボットを1台導入し、本格活用している。使っているのは、ソフトバンクロボティクスグループの配膳ロボット「Ser…
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和食レストランのとんでんが配膳ロボを導入、全席に料理を自動で運搬、下げ膳にも効果
和食レストランチェーンを運営するとんでんホールディングスは、配膳ロボットを複数店舗に配備し、接客スタッフの業務効率化に乗り出した。ロボットは料理の配膳や、利用後の食器を片付ける「下げ膳」の支援を行う。同社は北海道や関東圏で、「北海道生まれ 和食処とんでん」を97店舗展開。埼玉県の白幡店を皮切りに、…
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スーパーのカスミが値札や品切れを自動チェックするロボ、夜間に棚を自動撮影
首都圏でスーパーマーケット事業を展開するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)。同社傘下のカスミは、店内の商品陳列棚を自動で撮影し、値札や商品の品切れをチェックするロボットを導入している。
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イオン向けの物流拠点でピッキング支援ロボ稼働 京葉流通倉庫がペット用品の出荷に導入
物流現場で人と協働してピッキングを効率化するロボットの活用が広がっている。関東を拠点に物流事業を手掛ける京葉流通倉庫はイオングループ向けの物流拠点にピッキング支援ロボット「AMR」(autonomous mobile robot)を導入。
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ホームセンター大手カインズが埼玉の新店にロボ導入、客を先導して売り場に案内
ホームセンター大手のカインズが、ロボットなどのデジタル技術を駆使し、買い物しやすい店舗作りを急ピッチで進めている。同社は2020年11月、埼玉県朝霞市に新しく「カインズ朝霞店」をオープンし、同社として初めて売り場案内ロボットを導入。
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アスクルが関西の拠点にピッキングロボット、2000種もの商品を把持、MUJINの技術を採用
オフィス向けEC(電子商取引)大手のアスクルがロボットの導入を加速させている。ピンキングロボットや搬送ロボットなど多様な装置を組み合わせ、人手不足が続く物流分野にあっても業務効率を向上させている。