Case Study
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《日経Robo》食品ピッキングにソフト素材の新グリッパー、ニッタが開発
樹脂が破れても食品に駆動用エアーを吹き付けないよう減圧式を採用
ニッタは1885年創業の企業でゴムや樹脂などを応用した製品を手掛ける。数年前から食品分野に狙いを定め、数年前に社内ベンチャーとしてプロジェクトをスタート。ロボット用の新型グリッパーの開発に着手した。
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《日経Robo》吉野家の協働ロボット活用が第2フェーズへ、丼の裏にはQRコード
牛丼チェーン大手の吉野家が、店舗へのロボット導入を本格化させようとしている。同社は2016年末、厨房での食器洗浄作業を省力化すべく、東京都足立区にある郊外型店舗の足立保木間店に協働ロボット「CORO」を導入。洗浄後の丼やカレー皿をロボットがピッキングし、種類ごとに仕分けるようにしていたが、この取り…
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《日経Robo》巨大船の中をドローンが飛ぶ、点検で船内を自動撮影
「船舶業界はこれから自動点検の方向に進むだろう」─。船舶の点検業務を手掛けるテクノス三原 社長の向田尊俊氏はこう語る。同社は全長220mもある巨大な貨物船内部の点検にドローンを先駆的に導入した企業。造船業の盛んな広島県に本社を置き、約4年前からドローンに着目してきたが、ついに船内の点検をドローンで…
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《日経Robo》OKIデータが双腕型ロボでLEDモジュールをセル生産、工程のスケジューリングには強化学習を利用
オフィス向けプリンタなどを手掛けるOKIデータは、LEDモジュールの組み立て製造工程にカワダロボティクスの双腕型ロボット「NEXTAGE」を導入した。オフィス用のプリンタは一般にレーザビームプリンタが主流だが、同社は光源としてレーザの代わりにLEDを用いる「LEDプリンタ」を手掛けている。このLE…
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《日経Robo》ドローンで下水道管内を点検、全国47万kmの点検需要に向け新原理の機体
ドローンの活躍の場は空だけではない。地下など狭い空間の点検にも使われ始めた。全国の市町村から下水道管の点検業務などを請け負うNJSは2018年3月29日、神奈川県横須賀市の下水処理場にある下水道管の点検にドローンを本格活用した。人が入ることのできない細い管内を飛行できる専用のドローンを開発。高精細…
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《日経Robo》花王が双腕型の協働ロボで日焼け止めの生産自動化
自社開発の4種のハンドで箱詰めや箱の組み立て
花王が事業の屋台骨である化粧品やスキンケアなどの事業部門で、ロボットの活用を本格化させている。主力ブランドの「ビオレ」をはじめ500種類ものスキンケア・ヘアケア商品を製造する同社の主力工場、愛知県・豊橋工場でカワダロボティクスの双腕型の協働ロボット「NEXTAGE」を3台導入した。