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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、筆者が住むシリコンバレーを含むベイエリアでは米国で最も早く2020年3月16日に自宅待機(shelter-in-place)命令が出され、翌17日から施行された。カリフォルニア州、ニューヨーク州が同様の命令を出す3~4日前である。その日はPCやデータを自宅に持ち帰るための作業に追われたのを覚えている。

 しかし、ベイエリアの企業の中にはさらに前から在宅勤務に踏み切ったところも多く、悪名高い渋滞は早くも3月に入った頃から緩和し始めていた。