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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 農場の雑草をレーザーで焼き殺すロボットを開発する米Carbon Robotics社は、今春ステルスモードから脱して製品を公開した(図1)。2021年8月末までに総額3600万ドルの投資を受けている。注目を集める農業ロボット分野への進出について、創業者兼CEOのPaul Mikesell氏に聞いた(図2)。

農業ロボットのスタートアップを創業しようと思ったのはなぜか。これまでの経歴はソフトウエア開発が中心だ。

図1 Carbon Robotics社の除草ロボット
図1 Carbon Robotics社の除草ロボット
画像認識で雑草の場所を特定し、レーザーで焼く。(写真:Carbon Robotics社)
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Mikesell氏 コンピュータビジョン、深層学習(ディープラーニング)などロボットに関わる多くの技術に携わってきた。ドローン(UAV)を開発したこともある。それらの技術を応用して、人間にとって不可欠な活動を支えたいと考えた時に、食糧を作る農業しかないと思った。そしてアイダホ州の農場で時間をかけてアイデアを練った。その結果、農場における雑草の制御が最重要課題だと気付いた。人手不足問題もある。