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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
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 2021年10月20日、韓国の通信事業者(キャリア)のSK Telecom社は「NUGU Conference 2021」を開催し、2022年1月より自社のAIアシスタントNUGUと米Amazon.com社のAlexaを同社のスマートスピーカー「NUGU Candle」で2カ国語(バイリンガル)デュアルエージェントとして使えるようにすると発表した(図1)。

 1つのスマートスピーカーから「Alexa」と呼んで英語で話しかけるとAlexaが反応し、NUGUの呼び出し名である「アリア」と呼んで韓国語で話しかけるとNUGUが反応する仕組みである。1台のスマートスピーカーからAlexaとNUGUの両方のサービスを利用できる。AlexaとNUGUのIDを連動するだけで使える。

図1 NUGU candleの外観
図1 NUGU candleの外観
2022年1月よりSK Telecom社のAIアシスタントNUGUとAmazon.com社のAlexaを同社のスマートスピーカーSKT NUGU candleから利用できるようになる。(写真:SK Telecom社)
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