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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 ロボットやAIの進化により、人間との共働のあり方も様々なモデルが想定されている。飲食店内の配膳ロボットのように、人間がロボットを部下のように指揮するモデルもあれば、タクシーの配車やUber Eatsのように、労働力の配置をAIが担い、人間は現業に徹するモデルもある。ロボットによる自動配送システムでは、複数のロボットが自律的に行動し、背後の人間は必要な場合だけ介入するというモデルが想定されている。では、ロボットやAIとの共働に「労働」として関わる人間をめぐる法律関係は、どのように変化するだろうか。