RoboTechのすすめ
目次
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ロボットエンジニアにとっての事業戦略の考え方
第40回
ロボットについての新規事業は、いつの時代でも夢のあるものだ。しかし、事業とするからには夢ばかり語っている訳にはいかない。当然、マーケティングも重要になる。ベンチャーと大企業とでは、同じマーケティングでもやり方は異なるだろう。
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コロナ禍による在宅勤務でロボット開発をいかに進めたか
第39回
新型コロナの影響で、多くの企業で在宅勤務が進んでいる。今回はロボットを開発している筆者の会社で、どのようにリモートワークによる開発を進めたのか紹介する。
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ユーザーからの要求仕様はバラバラと五月雨式に出て来るものだ
協働ロボットは期待は大きいものの、なかなか普及しないという話をよく聞く。協働ロボットに限らず、ロボットを導入したいというユーザーは作業効率やスペース、コストなどの観点で人が作業した場合と比べるのが常である。
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展示会でいかに自社ロボットをプロモーションするか、観客の心をつかむために意識すべき「3つのP」
秋から冬にかけてはロボット関連の展示会が多いシーズンであり、来期の出展計画を考える時期でもある。筆者は、科学博物館でロボットの展示やデモンストレーションの演出を手掛けていたことがあり、自社のロボットをイベントや展示会でデモする際もその経験を生かしている。
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弁当に唐揚げなどを詰める上半身人型の協働ロボ、開発の苦労とユーザーの声
筆者の会社は、2019年7月に開催された食品関係の展示会「FOOMA JAPAN 2019」において、食品工場向けの上半身人型協働ロボット「Foodly」のプロトタイプを発表した。
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食に関する「フードテック」に応用できるロボットやAI技術
米国でフードテックに関するイベント「Smart Kitchen Summit(SKS)」が開催されるなど、「フードテック(Foodtech)」と言われる食品・飲食業向けのベンチャー投資が欧米では盛り上がる兆しを見せている。フードテックが指す範囲は非常に広く、農業関連のアグリビジネスやバイオテクノロ…
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ベンチャーを起業したときの知財戦略の第一歩、良い弁理士の選び方
AIやロボットのベンチャーにとって、特許や商標などの知的財産(知財)戦略は重要である。今回はベンチャーにとっての良い特許事務所(弁理士事務所)の選び方について考察してみたい。
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スタートアップでのエンジニア採用動向
先日、「スタートアップへ転職した人の平均年収が上場企業の水準を超える720万円となった」と日本経済新聞で報じられた。筆者は会社経営という仕事柄、採用の動向には常に関心をもっており、新卒や中途の求職者、人材紹介会社などと話をする機会が多い。そんな中で感じ取った、ここ1〜2年のエンジニア採用動向につい…
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人手作業と協働ロボットによる自動化は併用するのが良い
人手不足が深刻化する中、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた「改正出入国管理法(入管法)」が2018年12月8日の臨時国会で成立した(2019年4月に施行)。そうした中、「外国人労働者が増大すると、ロボットは不要になるのでは」との質問を投資家などからよく受けるようになった。
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協働ロボットでSaaSは成立するか、数十万円ほどの激安ロボットアームが秘める革新
ロボットアームは現時点ではまだ高価なものであり、ユーザー企業にとっては資産になるものである。このため、修理・保守しながら大事に使うというのが当たり前となっている。特にユーザー企業から見れば、減価償却が終わってからが稼ぎ時でもあるため、頑丈さや壊れにくさは重要な要素となっている。ファナックのように「…
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《日経Robo》本家ROSConイベントが日本で開催されるに至った理由
「ROSCon JP 2018」というROSのイベントが2018年9月14日に東京・秋葉原で開催される。ROSの勉強会などは日本でも頻繁に開催されるようになったが、今回のイベントはそうしたユーザーコミュニティによる勉強会ではない。IROSなどの国際学会に合わせて年に1回開催されるROSの公式イベン…
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《日経Robo》大学向けビジネスとしてのロボット事業
筆者は大学などに向けた研究開発用ロボットの事業を手掛けている。今回は、こうした大学向けビジネスの特徴について解説してみよう。
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《日経Robo》エンジニアが採用活動の前面に出る会社と出ない会社
2018年3月に新卒採用活動の広報が解禁された。桜が舞い散る中、リクルートスーツに身を包んだ学生達を見る季節だ。現在、自動運転、ロボット、AIといった分野のエンジニア採用は超売り手市場。筆者は仕事柄、大企業から中小企業までさまざまな企業の採用活動の情報を聞く。ここで各社の採用事情を分析してみよう。