

日経SYSTEMS TREND

目次
-
アクサ生命が新CRMを稼働 現場判断を重視しアジャイル開発
ケーススタディー
アクサ生命保険は2019年9月、CRM(顧客関係管理)システムを刷新し、本格稼働を開始した。複数のシステムに散在していた顧客データを一元的に参照できるようにし、社内業務の効率化とサービス向上を狙った。
-
SAPがHANAのPaaSを投入 狙うは企業内データ統合
テクノロジー
SAP HANA CloudはSAPのインメモリーDB「HANA」を中核としたPaaSだ。SAPが自らクラウドサービスとしてHANAを提供するのは初めてとなる。
-
マルウエア「Emotet」が大流行 メール添付のWordに要注意
セキュリティー
マルウエア「Emotet(エモテット)」が猛威を振るっている。JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2019年11月27日、同マルウエアの流行を受けてWebサイトで注意喚起を促した。
-
デルが自律型インフラ製品を発表 98%の手作業タスクを削減
テクノロジー
米デルテクノロジーズ(Dell Technologies)は2019年11月、自律型のインフラ製品「Dell EMC PowerOne」を発表した。同社製のサーバーやストレージ、ネットワーク製品などのコンポーネントをあらかじめラックに搭載し、構成情報を設定した上で提供する。
-
アマゾンも量子参入 新サービスでグーグル追随へ ほか
ガートナージャパンは日本の業種別IT支出に関する調査結果を発表した。2019年は消費増税対応や働き方改革へのシステム投資があり、成長率は3.0%の27.5兆円に達する見込み。
-
大規模変革に取り組む国内企業は23% ほか
経済産業省所管の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が国産の新しいRDB(リレーショナルデータベース)を開発している。RDBの世界で近年、DBエンジンの作り直しが必須となる目覚ましい技術進化が起こっていることから、新規参入にも勝算があると判断した。
-
AIでバグ修正時間を3割減 富士通と三井住友銀が実証実験
テクノロジー
富士通と三井住友銀行が共同で「潜在バグ」の修正案を提示するAIツールの実証実験を始めた。バグの修正時間を手作業に比べて3割減にできるという。
-
米グーグルが量子超越性を実証 量子コンピューターの実用化に弾み
テクノロジー
米グーグル(Google)は2019年10月23日(米国時間)、量子コンピューターが既存方式のコンピューターでは到達し得ない能力を持つことを示す「量子超越性」を実証したと発表した。54量子ビットを搭載する新量子プロセッサー「Sycamore(シカモア)」が、世界最高のスーパーコンピューターで1万年…
-
日立がデータ洗浄の新サービス 分析の前処理時間をAIで短縮
テクノロジー
日立製作所は2019年10月2日、AIでデータをクレンジング(洗浄)するサービス「Data Preparation Service」を開始した。分析の前処理にかかる時間を短縮できるという。
-
DB管理者の不足を補う 専業ベンダーが協業で新サービス
ビジネス
Oracle Database(DB)の専門知識を持ったDB管理者(DBA)が減っていて、ユーザー企業からの依頼に対応しきれない―。こうした危機感からOracle DBの保守運用を専門とするITベンダー2社が新サービスを開始した
-
増税初日にシステム障害相次ぐ ほか
「2つのアベイラビリティーゾーン(独立性の高いデータセンター群、AZ)にまたがった冗長構成では不十分だった。これからは3つのAZによる冗長構成に変える」(大手ユーザーの技術者)
-
中国アリババクラウドがAIで攻勢 新AIチップでDXを加速
テクノロジー
中国アリババクラウドがAI(人工知能)活用で攻勢を強めている。AI専用の新チップセットを発表。自社のAIサービスの活用を深め、DX(デジタルトランスフォーメーション)を加速したい考えだ。
-
住友生命がDX人材発掘に新手法 3種類のテストで適性を数値化
マネジメント
住友生命はグループ内のエンジニアからDXプロジェクトに向く人材を発掘する取り組みを始めた。DXへの適性を数値で見極め、適性が高い人材を積極的に起用する。
-
システム開発に新会計基準 JISAが実務の「虎の巻」公表
マネジメント
企業の売上高に関する新たな会計基準である「収益認識基準」が、2021年4月以降に始まる事業年度から適用になる。現在の工事進行基準に代わりシステム開発の売上高の計上にも適用になることから、JISA(情報サービス産業協会)がITベンダー向けの実務指針を公表した。
-
ふくおかFGがGoogleクラウド アプリはマイクロサービスで実装
ケーススタディー
ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は、新たに開業する銀行の勘定系システムを「Google Cloud Platform(GCP)」を使って構築する。ふくおかFGのシステム開発子会社のゼロバンク・デザインファクトリー(ZDF)、グーグル・クラウド・ジャパン、アクセンチュアが共同でシステムを開発し…
-
内定辞退予測を廃止したリクナビ 判断誤らせたドル箱データの誘惑 ほか
2019年8月2日までに、国内IT大手4社について、2019年4~6月期の連結決算が出そろった。日立と富士通は減収減益。富士通は営業利益が前年同期比95.7%減と大きく後退した。NECとNTTデータは増収増益。NECが4~6月期で営業黒字となるのは11年ぶり。
-
i2創業者の新会社が日本上陸 SCM市場に再参入へ
ビジネス
新たなSCM(サプライチェーン管理)ベンダーが本格的に日本でビジネスを開始する。20年前にSCMのトップベンダーだった米アイツーテクノロジーズ(i2 Technologies、i2)の創業者が再び作ったという点で注目を集めている企業だ。
-
やる気の可視化で生産性向上 NTTデータがアジャイル新施策
ビジネス
NTTデータがEmotion Techと組んで、エンジニアのモチベーション(やる気)を可視化するサービス「SI-Tech」を開始した。アジャイル開発チームの生産性向上を狙う。
-
AI活用を成功させる方法論 三菱ケミカルHDが無償公開
エンジニアリング
化学大手の三菱ケミカルホールディングス(HD)は機械学習を使った業務改革プロジェクトで定義すべき12項目をまとめた「機械学習プロジェクトキャンバス」を考案した。一定の条件下で使用を許可するクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで2019年7月から無償公開している。
-
ヴイエムウェアがコンテナ新戦略 vSphereにKubernetesを実装
テクノロジー
米ヴイエムウェアが新たなKubernetes戦略「VMware Tanzu(タンズ)」を発表した。2019年8月に米国サンフランシスコで開催した「VMworld 2019」で、VMwarevSphereにKubernetesを組み込む計画を明かした。巨大なインストールベースを背景に、Kuberne…