

連載
デジタル化を支える データ基盤の設計パターン

目次
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業種・業界ごとにデータ共有 連携しやすい基盤が肝に
[最終回]データ基盤の未来像
複数の企業が保持するデータを共有し、イノベーションを促進する動きが加速しそうだ。国内では業種・業界ごとにデータプラットフォームの構築が官民で進んでいる。データプラットフォームを活用する際に必要な要素を説明する。
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専門組織で基盤を管理 トップダウンの決定は必須
[第5回]データ基盤を使いこなす体制づくり
企業内の抵抗勢力によってデジタル化が阻まれることは多い。データ基盤の活用には、データマネジメントを推進する専門組織の創設が欠かせない。専門組織の役割や組織に必要な人材について説明する。
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データ基盤内で加工処理を施す トップダウンによる導入が肝
[第4回]データレイク型のデータ基盤(2)
データレイク型の設計パターンは、加工処理を行う箇所によって2つに分けられる。どちらのパターンもメリットとデメリットがあり、導入にはトップダウンでの推進体制が重要だ。2つの設計パターンの特徴と適する用途を解説する。
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6つの設計ポイントで選ぶ クラウドサービスの活用を考慮
[第3回]データレイク型のデータ基盤(1)
データレイク型は、多種多様な製品やサービスを組み合わせて構築する。技術者を確保できない場合は、クラウドサービスの活用が有力だ。データレイクの構成要件とデータの収集・蓄積フェーズの設計パターンを解説する。
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構築スキルと連携コストで判断 分散型はツールでリスク回避
[第2回]統合型と分散型の設計例
RDBMSで対応できない処理が増え、NoSQLの利用が加速する。統合型は高額になるが、データ基盤を構築するスキルがない企業には有効である。分散型はデータ連携が難しく、スキルと設計力が必要となる。
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5つの新常識を設計に生かす データ活用には統制が不可欠
[第1回]進化するデータ基盤の全貌
データ基盤の構築に頭を悩ませているエンジニアは少なくない。設計には大きく3つのパターンがあり、自社に合わせた選択が肝要だ。データ基盤の設計パターンと基盤を活用できる組織体系を解説する。