

生産性と士気を高めるシステム開発

目次
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時短と同時に生産性向上を図る 固定するのは時間とコスト
[最終回]働き方改革につながるプラクティス
旧態依然とした開発現場では、現場の働き方改革はなかなか進まない。働き方改革の実現には、勤務時間を制限する強制力と労働生産性の向上が必要である。アジャイル開発のプラクティスを参考に働き方改革につながる手法を紹介する。
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再調整ポイントで柔軟に変更 段階的リリースでムダを減らす
[第11回]計画を再調整しやすくするプラクティス
旧態依然とした開発現場では、特に委託開発の場合に計画の再調整にムダな時間をかけている。計画は変わるものとして、計画の再調整に対応できるように初めから備えておく。アジャイル開発のプラクティスを参考に契約を再調整しやすくする方法を紹介する。
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常に動くソフトでレビューする リファクタリングで修正を容易に
[第10回]品質を向上させるプラクティス
旧態依然とした開発現場では、品質確保のためにテストと修正に多くの工数が費やされている。ソフトウエアの製造時から品質を確保することが、品質向上と開発工数の削減につながる。アジャイル開発のプラクティスを参考に品質の向上方法を紹介する。
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余計な成果物は作成しない リリースまでの時間を短縮
[第9回]開発の効率を上げるプラクティス
旧態依然とした開発現場では、成果物の作成と作業の管理に多くのムダな時間をかけている。本当に必要な成果物は、利用するソフトウエアだけと割り切り、その他の成果物はムダに作成しない。アジャイル開発のプラクティスを参考に効率的な開発の方法を紹介する。
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円滑な意思伝達を実現 少人数チームで開発を徹底
[第8回]効果的な体制をつくるプラクティス
バトンリレー型の役割分担では、ムダな時間と認識の食い違いによる手戻りが発生する。コミュニケーションを重視して、チーム力を発揮できる少人数チームの体制にする。アジャイル開発のプラクティスを参考に、ムダのない効果的なプロジェクト体制の作り方を紹介する。
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仕様の伝言ゲームを防止 利用者と協力して曖昧さを排除
[第7回]手戻りリスクを防止するプラクティス
ウォーターフォール型では、手戻りの発生時に影響が大きくなる。手戻り作業を防止するには、頻繁に確認しながら開発を進めるとよい。アジャイル開発のプラクティスを参考に、手戻り作業を防止する手法を紹介する。
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複数のチャートで進捗管理 チケット導入で効率アップ
[第6回]進捗を正しくつかむプラクティス
旧態依然とした開発現場では、進捗管理にムダな時間を費やしている。進捗管理は、チームの開発スピードを管理する。アジャイル開発のプラクティスを参考に効果的な進捗管理の方法を紹介する。
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アジャイルのプラクティスで自律型チームに、少人数で改善を繰り返す
[第5回]主体性を引き出すプラクティス
旧態依然とした開発現場では、チームメンバーの主体性は乏しい。チームモチベーションを向上するには、自発的に決定できる職場にする。アジャイル開発のプラクティスを参考にチームモチベーションの向上方法を紹介する。
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工程ごとに細かく見積もる 標準タスク法で素早く算出
[第4回]見積もり精度を高めるプラクティス
開発手法の多様化により、これまでの見積もり手法が通用しないケースが増えてきた。再調整のための見積もりには、精度とスピードが欠かせない。アジャイル開発のプラクティスを参考に、適した見積もりのタイミングや手法を紹介する。
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変更や追加を前提に考える 反復ごとにバックログを調節
[第3回]曖昧仕様を明確にするプラクティス
システムエンジニアは、曖昧な要件のままでは開発に着手できない。委託開発におけるアジャイル開発は、IT企業側のリスクが高い。解決には、イテレーションごとの「プロダクトバックログリスト」の調節が有効。
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反復で少しずつ定義 決まった要件はチケットで管理
[第2回]要件を固めやすくするプラクティス
失敗プロジェクトは、要件定義フェーズに問題があることが多い。解決には「反復」や「優先度付けしたプロダクトバックログ」のプラクティスが有効。アジャイル開発の手法を取り入れ、効果的に要件定義をする方法を紹介する。
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[第1回]プロセスのムダを排除せよ アジャイルの知恵を生かす
開発プロセス改革の本質とは
旧態依然とした業務システムの開発現場では、チームの生産性もメンバーの士気も低い。事態を打開するには、開発プロセスの改革が欠かせない。アジャイル開発のプラクティスを参考に、開発プロセスを改革する方法を紹介する。