

テストのツボ

目次
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バグ票を基に実行状況を把握 終了報告は最後の大仕事
[最終回]テスト管理
テストが計画通りに実行できているかを管理するのが「テスト管理」プロセスである。進捗状況や不具合の傾向を分析し、プロジェクトリーダーに報告する作業だ。テスト管理プロセスの最後には「テスト終了報告書」を作成する。
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実行準備で必須の6つの作業 実行プロセスの最初に実施
[第5回]テスト実行
テスト実行では、テスト設計で作成したテストケースに基づいて、テスト環境を使って検証を実施する。テスト実行プロセスの最初の段階では、テスト実行に必要な作業を洗い出し、実行順番やスケジュールを決定する「テスト実行準備」を実施する必要がある。
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「範囲」「観点」「条件」を検討 主要5項目をテストケースに
[第4回]テスト設計
テスト計画を基に、テストで確認したいことを具体化してテストケースを作成するプロセスがテスト設計だ。ただしいきなりテストケースは作れない。事前にテストケース作成方針を検討し、テストの範囲と観点、条件をテストタイプごとに決めていく。テストケースには、5つの主要項目を記載しよう。
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最初に実施する重要作業 テスト対象や種類の決定
[第3回]テスト計画
テスト計画では、テスト対象の決定、テスト種類の決定、準備対象の洗い出し、スケジュールの決定などの作業を実施する。特に重要なのはテスト対象の決定とテスト種類を含むテストのやり方の決定だ。これらを決めないと根拠が曖昧なスケジュールしか作れないし、次プロセスのテスト設計に必要な情報が不足してしまう。
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プロセスと文書を押さえ テストの全体像を知る
[第2回]テストプロセス
テストはテスト計画、テスト設計、テスト実行、テスト管理という4つのプロセスで構成され、それぞれに最低限実施すべき作業がある。各プロセスではアウトプットとしてドキュメントを作成し、それがプロセスの間をつなぐ役割を果たす。やるべき作業をしていなかったり、ドキュメント作成をサボっていたりすると、テストは…
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根幹なのに曖昧な「品質」 国際規格の8分類を活用
[第1回]ソフトウエア品質
本連載では、ソフトウエアテストで押さえておきたい知識を解説する。今回はソフトウエア品質の考え方と、テストエンジニアの役割を取り上げる。テストの土台となる知識だが、意外と誤解したままになっている人が多い。ツボを押さえておくと、ソフトウエアテストで失敗することもなくなる。
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