東京都は2018年3月19日、「New Tech Business Camp Tokyo」を東京都内で開催し、海外のスタートアップ企業8社を登壇させた。New Tech Business Camp Tokyoは、東京都が進めている海外企業の誘致事業「東京都アクセラレータープログラム」(~2018年3月)の締めくくりとなるイベント。同プログラムは、AI(人工知能)、IoT(Internet of Things)、ビッグデータといった分野で優れた技術を持つ海外企業に対して、日本でのビジネスプラン作成、パートナーとなり得る日本企業とのマッチング、東京に進出する場合の拠点設立などの支援活動を展開する。参加した8社は、ドイツe-bot7、フィンランドIndoorAtlas、中国Malong Technologies、米MoBagel、米Roam Robotics、米SmartBeings、米Tamr、オーストラリアTriggarVR。

パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子
(左から)モデレーターの那須もえ氏(アクセンチュア)、Matthew Holzapfel氏(Timr)、丹野祥子氏(MoBagel)、Xia Bing氏(Malong Technologies)、大塚友恵氏(東京都政策企画局調整部外国企業誘致推進担当課長)
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 e-bot7はAIと顧客管理システムを連携させて顧客の問い合わせに自動応答するチャットボットシステム、IndoorAtlasはGPSの電波が届かない地下街や建物内部で使用できる地図システムを開発する。IndoorAtlasのシステムは、地下街や建物を支える鉄骨などの構造物が地磁気に与える影響をスマートフォン(スマホ)の地磁気センサーで測定し、構造物との関係から屋内での正確な位置情報を取得する。新宿駅のような大規模な地下街のナビゲーションのほか「(患者の持つスマホに専用アプリをインストールしておけば)病院内で行方不明になったアルツハイマー病患者の追跡にも使用できる」(IndoorAtlasのStrategic Partnerships and Sales担当Vice PresidentのVilat Keomoungkhoun氏)という。