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 米インテル(Intel)傘下で、自動ブレーキ用画像認識最大手のイスラエル・モービルアイ(Mobileye)は米国時間2018年3月26日、米ウーバー・テクノロジーズ(Uber Technologies)が開発中の自動運転車の実験車が歩行者をはねて死亡させた事故で、車載カメラによる認識技術で防げた可能性があると主張した。

モービルアイCEOのアムノン・シャシュア氏(出所:インテル)
モービルアイCEOのアムノン・シャシュア氏(出所:インテル)

 Mobileyeは、地元警察が公開した映像データを自社の認識アルゴリズムに取り込んで検証した(関連記事)。同社CEO(最高経営責任者)のアムノン・シャシュア(Amnon Shashua)氏は、「公開映像は実車で撮影した映像から多くのデータが失われていたにも関わらず、衝突の約1秒前に歩行者を検出できた」との結果を発表した。

 Uberの実験車に使った車両は、中国・吉利汽車傘下でスウェーデン・ボルボ(Volvo)の「XC90」。自動ブレーキのセンサーに、Mobileye製の画像認識ICを搭載する。Mobileyeが認識結果を公開したのは、自社の技術が事故の原因ではなく、Uberが改造した結果によるものだと主張する狙いがありそうだ。