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 日立金属は、金属積層造形の材料・造形技術開発拠点「3DAMオープンラボ」(埼玉県熊谷市)に、造形シミュレーション用ソフトウェア「Simufact Additive」(米MSCソフトウェア社)を導入した。ソフトを供給したエムエスシーソフトウェア(本社東京)が公表した。多様な部品の造形依頼に対応する際には事前に変形の予測が不可欠であるため、そのためのソフトの1つとしてSimufact Additiveを選んだ。

 Simufact Additiveのアルゴリズムの開発には日本のエムエスシーソフトウェアが参画(関連記事1関連記事2)。「固有ひずみ法」を採用し、比較的短時間に信頼性の高いひずみ予測が可能としている。

図 金属3Dプリンターでの造形ひずみを予測
図 金属3Dプリンターでの造形ひずみを予測
開発途中段階のSimufact Additiveの計算結果。(出所:エムエスシーソフトウェア)
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 日立金属は、自社での設計・造形案件についてCADで設計した後、Simufact Additiveで造形時の変形予測ができることを確認。さらに、自社で開発した材料に対してのひずみ予測にも応用できると判断。今後、造形材料と造形技術の開発に利用していく。