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 米Texas Instruments社は、100BASE-T1 Ethernet PHY ICとして「DP83TC811S-Q1」を発表した(日本語ニュースリリース)。クルマのボディーエレクトロニクスや、インフォテインメント、クラスター、ADAS(先進運転支援システム)などのEthernet接続に向ける。

新製品の利用イメージ。TIのイメージ
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応用回路例。TIの図
応用回路例。TIの図
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 新製品はMII、RMII、RGMIIに加えて、SGMIIもサポートすることで、幅広い車載機器で利用できるようにしたEthernet PHY。対応規格はIEEE 802.3bw互換の100BASE-T1。OPEN Alliance準拠のほか、BroadR-Reach及び他の100BASE-T1 PHYとの相互利用が可能。レイテンシーは140nsに抑えられており、ADASなどの低レイテンシーが求められる用途に対応できると同社は説明する。

機能ブロック図。TIの図
機能ブロック図。TIの図
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 AEC-Q100認証を取得済みで、動作温度範囲は-40~+125℃(Grade 1)である。ESD耐圧は最大8kVで、HBM ESD Level 3A、CDM ESD Level C5(ピン5以外)、CMD ESD Level C3(ピン5)を満たす。パッケージは、6mm×6mmの36ピン・ウェッタブル・フランクVPFNP。

 DP83TC811S-Q1の1000個発注時のチップ単価は2.98米ドルからである。現在、量産出荷中。TIは開発向けに、評価モジュールの「DP83TC811SEVM」と、SGMIIを省いた「DP83TC811EVM」をどちらも299米ドル(参考価格)で提供中である。

評価モジュールの「DP83TC811SEVM」。TIの写真
評価モジュールの「DP83TC811SEVM」。TIの写真
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評価モジュールの「DP83TC811EVM」。TIの写真
評価モジュールの「DP83TC811EVM」。TIの写真
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