PR

 佐藤ライト工業(本社津市)は、特殊樹脂材料の開発・生産拠点を建設する(図)。あのつ台工場(津市)内に第2工場として建設するもので、2018年10月に完成させ、2019年1月から稼働する予定だ。グループ会社のPBIアドバンストマテリアルズ(本社東京、以下PBi-am)が手がけるスーパーエンジニアリングプラスチック生産用の材料を生産する。

図:第2工場の完成予想図
図:第2工場の完成予想図
[画像のクリックで拡大表示]

 PBi-amは、超耐熱性ポリベンゾイミダゾール(PBI)樹脂やポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂、ポリイミド(PI)樹脂といったスーパーエンプラに対して炭素繊維やセラミックスなどのフィラーを配合した高付加価値コンパウンド材料を開発・販売する。現時点では、あのつ台工場(第1工場)と、佐藤ライト工業の亀山工場(三重県亀山市)の2拠点が事業を担っている。

 2017年初めから半導体関連分野の製造・検査装置部品など向けにスーパーエンプラ材料の需要が急速に高まっていることから、佐藤ライト工業は今回、新工場の建設を決めたという。第2工場には、亀山工場で稼働しているPBi-am保有の各種試験装置や成形機を移設。併せて成形機などの装置を新たに導入することで、生産能力を現在の2倍程度に向上させる。

 同社は2012年、津市内の工業団地「中勢北部サイエンスシティ」に約1万2000m2の工場用地を取得し、4区画の工場建設計画を立てた。第1工場はその第1期工事、第2工場は第2期工事に当たる。第2工場の延床面積は1690.5m2である。残りの2区画についても、第1・第2工場の稼働状況をみながら計画を進めるという。