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 米Marvell Semiconductor(マーベル)社(英領バミューダ諸島Marvell Technology Group社の事業会社)は、自動車向けのEMC試験設備を北米に開設した(ニュースリリース1)。車載EMI試験規格「CISPR 25」に準拠した設備である。

開設した設備のイメージ。Marvellのイメージ
開設した設備のイメージ。Marvellのイメージ

 同社によれば、車載ICの品質規格「AEC-Q100」やIEC/ISOの規格では、EMCやESDに関する要求事項が記載されている。今回の設備は、IEC CISPR 25やIEC 62132/61967/61000、ISO 11452/10605/7636などに加えて、OEMが要求するその他のEMC関連規格に関しても試験が可能だという。

 今回の試験設備の開設によって、同社は多数の車載Ethernet製品のEMC/ESD試験が自社内で可能になり、市場投入時期の早期化や、次世代の自動車関連製品の開発の加速が可能になるとする。また、同試験設備は、自動車業界に対しての同社の長期コミットメントの証(あかし)だともいう。

1000BASE-T1対応PHY用ICがJASPARの評価をパス

 試験設備の件とは別にMarvellは、同社の1000BASE-T1対応PHY用IC「88Q2112」が、JASPAR(Japan Automotive Software Platform and Architecture)の試験を100%クリアしたことも発表した(ニュースリリース2)。これまでにJASPARは、IEEE 802.3bp準拠の100BASE-T1と100BASE-TXのMarvell製品に関しての評価を行い、どちらに関してもMarvell製品は100%クリアしているという。今回、それらに続いて、IEEE 802.3bp準拠の1000BASE-T1製品の評価を行った。今回の評価では、評価用のボードをデンソーが設計・製造し、JASPERの複数のTier 1/2メーカーが評価に当たった。ニュースリリース2には、トヨタ自動車の後藤英樹氏や日産自動車の松本孝氏が歓迎のコメントを寄せている。

「88Q2112」の応用回路例。Marvellのイメージ
「88Q2112」の応用回路例。Marvellのイメージ
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