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 福井県坂井市など県内9市町で2018年7月22日ごろから発生し、1週間続いていた行政事務関連のシステム障害は、7月30日朝の開庁時までにほぼ収束した。

福井県坂井市のWebサイトにおけるシステム障害からの復旧告知
福井県坂井市のWebサイトにおけるシステム障害からの復旧告知
(出所:福井県坂井市)
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 9市町のうち人口が最大である坂井市はWebサイトで「7月30日から証明書発行など全ての業務が通常通り利用できる」とする告知を出し、同日から業務が正常化しているという。坂井市以外の市町のシステムも30日までにほぼ正常化したとみられる。

 坂井市や、同市からシステム運用・管理を受託している福井システムズ(坂井市)の説明によれば、システム障害は7月22日に福井システムズのデータセンター内でネットワーク仮想化ソフトの更新に失敗したのが発端だった。

 坂井市のほかに、同じ仮想化基盤にシステムが収容されていたあわら市、越前市、小浜市、永平寺町、南越前町、若狭町、おおい町、高浜町の9市町も影響を受けた。

 その後、7月26日朝に仮想化基盤は復旧したが、各市町での検証作業などに手間取り、完全復旧までにさらに時間を要した。

 坂井市の場合、庁内外からの電子メールの送受信システムが7月27日午前中に復旧。「子ども医療費受給者証の発行」などに関わる福祉関連のシステムが7月29日昼に復旧し、全システムが正常化した。「長期間にわたって市民の方々にご迷惑をおかけして申し訳ない。システム運用体制を強化し再発防止に努める」(坂井市企画情報課)。