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 ダッソー・システムズ(本社東京)は2018年10月22日、3D-CAD「SOLIDWORKS」の新版「同2019」を2018年11月1日から国内で販売すると発表した(ニュースリリース、図1)。タッチデバイスでのモデリングや注記記入、AR/VR(拡張現実/仮想現実)への対応、大規模アセンブリー表示時の編集、トポロジー最適化などの機能をそれぞれ拡張した。

図1 「SOLIDWORKS 2019」の画面
図1 「SOLIDWORKS 2019」の画面
モデルの題材は米国ハワイ州マウナ・ケア山の天文台「カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡(CFHT)」。(出所:Dassault Systemes)
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 タッチデバイスによる操作では、スケッチ操作に加えて部品の移動と位置合わせ、手書きでの寸法値の入力、手書きでの注記(マークアップ)の追加などを可能にした(図2)。AR/VRへの対応については、3Dモデルとテクスチャ―、モデルを見るカメラや照明などのシーン情報をまとめたglTF(The GL Transmission Format)とそのバイナリーファイルglbを出力可能にした。テクスチャーや照明などをSOLIDWORKSで設定し、それをAR/VRでそのまま利用できるようにするのが目的。2D図面と3Dモデルを連携させて表示するツール「eDrawings」は、VR機器で見られるようにした。

図2 タッチデバイス(タブレット)での“手書き”記入
図2 タッチデバイス(タブレット)での“手書き”記入
スケッチの機能も強化。寸法値の手書き入力も可能にした。(出所:Dassault Systemes)
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 大規模アセンブリーの扱いは、高速で表示するモードでの部品の追加、削除、移動や回転、位置合わせができるようになった。デザインレビューで、大きくて複雑な設計対象を検討する用途に向けた機能。以前のバージョンでは既に、CADデータの中で表示用の情報だけを読み込んで高速に表示できるモード(容量の大きい編集用の情報を読み込まない)があったが、そのモードでも部品の付け外しなどを可能にした。