米Texas Instruments(TI)社は、−20〜+50℃の温度範囲において測定誤差が±0.1℃と小さいデジタル出力の温度センサーIC「TMP117/TMP117M」を発売した。−40〜+50℃の温度範囲における測定誤差は±0.15℃、−40〜+100℃では±0.2℃、−55〜+125℃では±0.25℃、−55〜+150℃では±0.3℃である。Pt(白金)を使った測温抵抗体(RTD)と同等の測定精度を実現できるという。さらに、医療用途向けのTMP117Mは、米国の国際標準/規格策定機関であるASTM Internationalが定めた電子医療体温計向け規格「ASTM E1112」や、国際標準化機構(ISO)の医療用電気機器向け規格「ISO 80601-2-56」に準拠する。2製品どちらも、体温計や環境監視機器、サーモスタット、ウエアラブル機器、アセット追跡用途、ガスメーター、熱メーター、試験/測定機器などに向ける。
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