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 LINEは2018年11月27日、都内でFinTech分野の事業戦略発表会「LINE Fintech Conference」を開き、銀行業やスコアリングサービスへの参入、中国テンセントとの提携などを発表した。銀行業ではみずほフィナンシャルグループと提携し、2020年に銀行設立を目指す。スコアリングサービス「LINE Score」では第1弾として個人向けローンサービスを発表。インバウンド(訪日外国人)向け事業については中国テンセントと提携し、LINE Pay加盟店でWeChat Payを利用できるようにする。

国内7800万人のユーザー基盤に新たな金融サービスを提供

 発表会にはLINEの出沢剛社長が登壇(写真1)。国内におけるFinTechの状況について、「ATMに行列ができたり銀行窓口の待ち時間が長かったりと、キャッシュレス化は進んでいない。スマホからのネットバンキングは7割が使っていない」と指摘した。

写真1●LINEの出沢剛社長
写真1●LINEの出沢剛社長
(撮影:山口 健太、以下同じ)
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 これに対してLINEは展開する主要4カ国で1億6500万人、日本では7800人という月間アクティブユーザー基盤を生かし、新たな金融サービスを提供する。

 子会社のLINE Financialの社長には、これまでの出沢氏に代わって、オリエントコーポレーションの齊藤哲彦専務執行役員が12月1日付けで就任することを紹介した。登壇した齊藤氏はLINEについて「スピードが速く、絶えず進化し続ける企業。これまでの堅苦しい金融のイメージではなく、簡単で身近な、これまでにない金融サービスを提供していきたい」と語った(写真2)。

写真2●12月1日にLINE Financialの社長CEOに就任する齊藤哲彦氏
写真2●12月1日にLINE Financialの社長CEOに就任する齊藤哲彦氏
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