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 内閣府は2018年11月30日、「マイナンバー制度に関する世論調査」の結果を公表した。マイナンバーカードを「取得している、もしくは取得申請中」と「取得していないが、今後取得する予定」と回答した人の割合が合計で44%だったのに対し、「取得していないし、今後も取得予定はない」とした人は53%に上った。

 マイナンバーカードの取得した理由を複数回答で聞くと、1位は「身分証明書として使えるから」で46.7%だった。2位は「将来利用できる場面が増えると思ったから」で25.9%、3位は「住民票などがコンビニで取得できるから」で19.6%だった。4位は「職場などで必要になったから」で19.2%、5位は「確定申告などの行政手続きをインターネットで行えるから」で19.0%。

 マイナンバーカードを取得しない理由(複数回答)のトップは「取得する必要性が感じられないから」で57.6%だった。2位以下は「身分証明書になるものは他にあるから」が42.2%、「個人情報の漏えいが心配だから」が26.9%、「紛失や盗難が心配だから」が24.9%、「申請手続が面倒だから」が21.3%で続いた。

 今後マイナンバー制度に期待する事柄を複数回答で聞いた設問では、「年金やパスポートの申請時に、戸籍謄本などの添付書類が不要となり、手続きが簡単になる」が40.8%で1位だった。これに対して、「特に期待することはない」が39.8%に上った。

マイナンバー制度への期待
マイナンバー制度への期待
(出所:内閣府)
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 マイナポータルで利用してみたいと思う機能を聞いた設問には「特に利用してみたいとは思わない」という回答が62.2%を占めた。調査は2018年10月に実施。日本国籍を持つ18歳以上の全国3000人を対象に調査員が個別面接で調べた。有効回収数は1671人(回収率55.7%)だった。