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 米Microchip Technology(マイクロチップ)社は、20インチの車載タッチパネルに対応する、1チップ・タッチ・コントローラーIC「MXT2912TD-A」/「MXT2113TD-A」を発表した(ニュースリリース)。どちらも、同社のタッチコントローラーICのブランドである「maXTouch」の新製品にあたる。

今回の新製品と応用イメージ。Microchipのイメージ
今回の新製品と応用イメージ。Microchipのイメージ
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 2つの新製品のうちMXT2912TD-Aはほぼ3000、もう一方のMXT2113TD-Aは2000以上の接触検知ノードを1チップでサポートする。両製品とも大画面化が進む車載ディスプレーのタッチ制御に向ける。既存のmaXTouch製品をベースとし、SN比を高めることで、厚さ3mmまでのプラスチックレンズで蔽っていても検知を可能にした。また、厚さ5mmの手袋を着けた状態や高湿度環境でも、マルチ・フィンガー・タッチを検知できるようにしたという。

 両製品は自己診断およびセンサー診断機能を搭載しており、ISO 26262に対応できるとする。また、自己容量及び相互容量の測定機能を利用することで、真のタッチの全検出とフォールスタッチの無視(不検出)を可能にしたという。さらに、大型タッチパネルにつきものの不要輻射を最小限に抑えて、自動車向けに要求されるCISPR-25 Level 5要件を満たした。2つの新製品は、動作温度範囲のAutomotive Grade 3(-40℃~+85℃)とGrade 2(-40~+105℃)、およびAEC-Q100の要件も満たしている。

 MXT2912TD-AとMXT2113TD-Aは現在サンプル及び量産出荷中。パッケージは176ピンLQFP及び144ピンLQFP144である。価格は未公表。