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 KDDIと米AT&Tは2019年1月7日(現地時間)、米国で販売するトヨタ自動車製のクルマに4G(LTE)を使ったインターネット接続機能を提供すると発表した。2019年秋に米国で発売するトヨタブランド車やレクサスブランド車、トラックの一部から開始する。2024年までの5年間で数百万台の車両を対象とする予定だ。

 AT&Tは今回のサービス提供に合わせて無制限のデータプランを用意する。対象のクルマの所有者はこれを利用して、車内でスマートフォンやタブレットなどを無線LAN経由でインターネットに接続できる。さらに、乗車前にリモートでエンジンやエアコンを始動したり、車の各部品に関する情報を送ることで遠隔診断したりできるようになる。緊急時にボタン一押しで24時間365日対応の応答センターに接続できる「SafetyConnect」も提供する予定だ。

 KDDIとトヨタ自動車は2016年に「グローバル通信プラットフォーム」を発表している。このグローバル通信プラットフォームでは、クルマに搭載した共通の通信機とクラウドとの間で安定した通信を世界中で確保できることを目指している。

KDDIとトヨタが目指すグローバル通信プラットフォームの概念
KDDIとトヨタが目指すグローバル通信プラットフォームの概念
(出所:KDDI)
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 具体的にはローミングを使わずに、通信機内に内蔵したSIMというICチップを通信回線経由で書き換えることで、国や地域に応じた最適なネットワークに自動的に切り替える。今回は、その対象ネットワークとしてAT&Tを利用して、米国内での「つながるクルマ」を実現する。