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 米T-Mobileは2019年1月7日、実際の商用ネットワーク上での600MHz帯を使った5Gのデータ通信とビデオ通話実験に成功したと発表した(ニュースリリース)。実験はスウェーデンEricssonと米Intelの協力を得て、1つの電波塔から1000平方マイルをカバーする5G通信が確認できたとしている。また、3人のユーザーによる600MHz帯、28GHz帯、39GHz帯を使ったビデオ通話の実験も行っている。

出所:T-Mobile
出所:T-Mobile

 5Gの性能を確保するために不可欠なミリ波帯には、カバレッジが小さく、壁などの障害物通過が困難という問題がある。同社は、低周波数帯の600MHz帯を使ってミリ波帯通信を補完すると同時に、2019年統合予定の米Sprintの持つ中周波数帯を使うことで、全米規模の5Gカバレッジを確保するとしている。

 同社は2020年から米国全域を対象とした5Gサービスを提供するにあたり、600MHz帯と5G対応可能な機器類を使った「Extended Range LTE」サービスを、既に全米37州とプエルトリコ、1500以上の都市に向け展開している(関連記事)。

 この600MHz帯を使った5G通信のデモは、2019年1月8~11日に米ラスベガスで開催されるCES 2019でも披露される。