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 中国Fuzhou Rockchip Electronics(ロックチップ)は、NPU(Neural network Processing Unit)を内蔵したプロセッサーSoC「RK1808」を発表した(ニュースリリース)。同社がAIoT(AI+IoT)と呼ぶ、AI機能を備えたIoTエッジ機器に向けたSoCである。AI機能で、音声起動、音声認識、顔検出、顔認識、姿勢解析、属性解析、物体検出、物体認識などを行うという。

 CPUは2つの「Arm Cortex-A35」で構成する。これに、最大3TOPsのNPUとVPUを集積する。NPUは8ビット固定小数点、16ビット固定小数点、16ビット浮動小数点が混在した演算が可能である。TensorFlowやMXNet、PyTorch、Caffeといったフレームワークをサポートする。

 VPUは映像だけでなく音声処理も可能である。映像は1080p解像度でのコーデックが可能。MIPI、CIF、BT1120での入力、MIPI、RGBでの出力に対応する。入力映像の処理向けにISP(Image Signal Processor)を内蔵している。音声はマイクロフォンアレーの入力やステレオ出力をサポートする。VAD(Voice Activity Detection)の専用回路を集積している。

 このほかRK1808には、センサー入出力用のPWM、I2C、SPI、UARTといったインターフェースや、機器接続用のUSB 3.0、USB 2.0、PCI Expressといった高速インターフェース、さらに1Gビット/秒のEthernetを内蔵する。また2MバイトのシステムレベルSRAMを搭載しており、DRAMの外付けなしで各種処理が可能という。

 RK1808は22nm FD-SOIプロセスで製造する。28nmプロセスを利用した場合に比べて同じ性能で30%省電力化するという。OSはLinuxをサポートする。またAIアプリケーション開発用にC言語/C++とPythonから利用できるSDKが提供される。RK1808の出荷開始時期及び価格は未公表。