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 伊仏合弁STMicroelectronics(STマイクロ)社は、低消費電力な8ビットMCU「STM8Lシリーズ」に、8ピンSOパッケージ封止の「STM8L050」を追加した(ニュースリリース)。産業用センサーや玩具、カードキー、電動自転車、ホームオートメーションやスマートライト、プリンタカートリッジ、バッテリーチャージャーといったコスト/サイズ制約の厳しい用途に最適という。

今回の新製品。8ピンのSOパッケージに封止している。STMicroのイメージ
今回の新製品。8ピンのSOパッケージに封止している。STMicroのイメージ
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 同社独自の8ビットCISCコアを集積する「STM8Lシリーズ」には4つの製品ラインがある。その中で低価格をウリモノにしているのが「STM8L Value Line」で、今回の新製品はこのラインに属する。STM8L Value Lineにはメモリー容量やパッケージが異なる複数の製品があり、新製品は最もピン数が少ないパッケージに封止されている。

「STM8Lシリーズ」には4つの製品ラインがある。今回の新製品は「STM8L Value Line」に属する。STMicroのイメージ
「STM8Lシリーズ」には4つの製品ラインがある。今回の新製品は「STM8L Value Line」に属する。STMicroのイメージ
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 新製品のSTM8L050は最大16MHz動作のCPUコアと8Kバイトのフラッシュメモリー、1KバイトのSRAM、256バイトのECC付きデータEEPROMを集積する。周辺回路として、4チャネル入力で1Mサンプル/秒のA-D変換器や、DMA(Direct Memory Access)コントローラー、SPI/I2C/SMBus/PMBus/UARTなどの通信インターフェースを備える。CPUコアは5種類の低電力モードをもち、Haltモードの消費電流は350nA。またI/Oのリーク電流は1チャネル当たり50nAと低い。電源電圧は1.8~3.6Vで、動作温度範囲は-40~+125℃。

新製品の機能ブロック図。STMicroのイメージ
新製品の機能ブロック図。STMicroのイメージ
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 STM8L050は、現在、量産出荷中。価格は1万個発注時に1個あたり0.25米ドルからである。