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 米Vishay Intertechnology社は、最大ピーク出力電流が2.5Aと大きい絶縁型ゲートドライバーIC「VOD3120A」を発売した(ニュースリリース)。IGBTやパワーMOSFETの駆動に向ける。例えば、IGBTであれば、最大で1200V/100 Aの素子を直接駆動できる。産業用インバーターのほか、スイッチング電源モジュールや無停電電源装置(UPS)などに向ける。

最大ピーク出力電流が2.5Aと大きい絶縁型ゲートドライバーIC
最大ピーク出力電流が2.5Aと大きい絶縁型ゲートドライバーIC
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 AlGaAs材料で製造したLEDと、電力出力段を集積したCMOSチップで構成した。LED出力光を利用することで絶縁を確保した。絶縁耐圧(VISO)は5.3kV、最大過渡絶縁電圧(VIOTM)は6kV、最大繰り返しピーク絶縁電圧(VIORM)は891Vである。瞬時コモンモード除去電圧(CMR)は36kV/μsを確保した。伝搬遅延時間は0.5μs(最大値)。パルス幅歪みは0.07μs(最大値)。伝搬遅延時間の誤差は0.1μs(最大値)。出力は、電源電圧いっぱいまで振ることができる(ピーク・ツー・ピーク出力)。

 電源電圧は+15〜30V。消費電流は3.5mAと少ない。低電圧ロックアウト(UVLO)機能を備える。パッケージは8端子DIPと、8端子SMDを用意した。動作温度範囲は−40〜+105℃。すでに量産出荷を始めている。価格は明らかにしていない。