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 デンソーはジェネレーティブデザインを用いて先進的ECU(エンジンコントロールユニット)のコンセプトモデルを製作し、ドイツの「iF Design Award 2019」を受賞したと明らかにした。エンジンブロックに直接取り付ける方式で、熱をエンジンブロックに逃がす仕組み。回路基板を収める箱状の部分と、生物的な形状の「足」の部分を組み合わせて構成した。

図 デンソーがジェネレーティブデザインで作成した次世代ECUのコンセプトモデル
図 デンソーがジェネレーティブデザインで作成した次世代ECUのコンセプトモデル
熱の伝わりやすさを犠牲にすることなく軽量化を図った。(出所:デンソー)
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 従来のECUきょう体に比べて12%軽量化する一方、放熱性能は維持した。軽量化のため材料を減らすと、それだけ熱の通り道が狭くなり、放熱性能が悪化する。ジェネレーティブデザインによる最適化で、軽量化と放熱性能を両立する解を得た。

 ジェネレーティブデザインのツールは「Fusion 360」(米オートデスク)を利用。「Autodesk Alias SpeedForm」で形状を調整し、切削加工で製作した。