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 タクシー事業を手掛ける第一交通産業は2019年3月8日、地域公共交通を担う新しいモビリティーサービスの提供に向けて富士通と協業したと発表した。第1弾としてオンデマンド型乗り合いタクシーをスマートフォンから予約できる基盤を構築し、同日から自治体への共同提案を始めた。乗り合いタクシーを他の交通機関と連携させる新しいモビリティーサービスの検討も進める。

 協業の契約期間は2019年2月25日から1年間。オンデマンド型乗り合いタクシーの予約受け付けや配車をする基盤として富士通の「SPATIOWLオンデマンド交通サービス」を採用した。スマホアプリからの予約受け付けや、利用者と車両の最適なマッチング、運行実績の自動集計などができる。第一交通は乗り合いタクシー事業を展開している46の市町村を中心に、この基盤を使ったサービスの導入を提案していく。

 ルートと時刻があらかじめ決まっていて予約がある場合のみ車両を運行する「路線不定期運行」と、予約をすれば区域内の任意のバス停で乗り降りできる「区域運行」の両方に対応する。自治体向けにサービスを展開し、収集した利用者ニーズや車両の稼働データをさらなる利便性向上に生かす。路線バスや鉄道などの他の交通機関と連携させて予約や決済をワンストップでできるようにするといった、新しいモビリティーサービスの検討も進める。