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 米エヌビディア(NVIDIA)は2019年3月11日(米国時間)、イスラエルのメラノックステクノロジーズ(Mellanox Technologies)の買収で合意したと発表した。買収金額は69億ドル。「Infiniband」など高速通信インターフェースに強いメラノックスを買収することで、ハイ・パフォーマンス・コンピューティング(HPC)分野を強化するのが狙い。

 メラノックスはInfinibandやイーサネットのアダプターカードやスイッチ、これらに使用する半導体チップなどを手がけるメーカーだ。エヌビディアによればスーパーコンピューターの性能ランキング「TOP500」に入る250のシステムが、エヌビディアのGPUとメラノックスのインターコネクト製品を使っているという。

 エヌビディアは近年、GPUやGPU搭載ボードだけでなく、「NVIDIA DGX-2」などGPUを搭載したディープラーニング(深層学習)用のスーパーコンピューターも手がけている。現状のDGX-2はGPUの「Tesla V100」を16個搭載する。メラノックスのインターコネクト製品を統合することで、数千ノードが連携する大規模なスーパーコンピューターを手がけられるようになる。