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 放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は2019年4月3日、4K・8K放送の市場調査結果を発表した。2019年3月までの調査結果を基に、新4K8K衛星放送開始後の視聴状況や視聴意向、4Kテレビおよび8Kテレビの普及状況、満足度についてまとめた。

 2018年12月に新4K8K衛星放送が始まったことを知っていた人は全体の4割弱だった。新4K8K衛星放送を見るにはチューナー内蔵テレビ、もしくは4K対応テレビとチューナーが必要であることを知っていた人は全体の4割強だった。A-PABは、「引き続き理解浸透を図る必要がある」としている。

 新4K8K衛星放送の視聴経験のある人は5.3%だった。視聴場所は「電気店の店頭」が6割超と最も多く、「自宅」が約3割で続いている。新4K8K衛星放送の満足度については、視聴者の8割以上が放送に満足できると回答している。

新4K8K衛星放送の視聴経験者の割合と視聴場所
新4K8K衛星放送の視聴経験者の割合と視聴場所
(出所:A-PAB)
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 4Kテレビおよび8Kテレビの所有状況を見ると、4Kチューナー内蔵テレビの所有者は3.1%、4K対応テレビ(テレビ本体だけでは4K放送を視聴できないテレビ)は4.4%だった。8Kチューナー内蔵テレビの所有者は0.7%、8K対応テレビ(テレビ本体だけでは8K放送を視聴できないテレビ)は0.4%となった。

 4K対応テレビもしくは8K対応テレビ所有者のうち、既に外付けチューナー設置済みの人は11.6%だった。今後外付けチューナーを購入する意向を示している人(36.6%)と、いずれ外付けチューナー内蔵の4Kテレビや8Kテレビに買い替えると回答した人(11.6%)を含めても全体の約6割に留まる。

4K対応テレビおよび8K対応テレビの所有状況とチューナー導入意向
4K対応テレビおよび8K対応テレビの所有状況とチューナー導入意向
(出所:A-PAB)
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 A-PABは、「外付けチューナー導入促進に向けて取り組んでいく必要がある」という考えを示している。