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 NECは2019年4月24日、ネットワークサービスの新ブランド「NEC Smart Connectivity」を立ち上げたと発表した。IoT(インターネット・オブ・シングズ)の普及に伴い、ネットワーク構築の需要が高まると判断。エンジニアを中心に新たに500人の組織を立ち上げ、ネットワーク事業を強化する。

NECの佐藤崇デジタルサービスソリューション事業部長
NECの佐藤崇デジタルサービスソリューション事業部長
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 「IoTの普及で多種多様なネットワークが求められている」。NECの佐藤崇デジタルサービスソリューション事業部長は強調する。様々なデバイスがネットワークにつながるようになり、顧客ごとにカスタマイズする必要があると訴える。新たなブランドを示すことで、ネットワークベンダーとしてのNECをアピールする狙いだ。

 具体的には顧客企業ごとに、有線やLPWA(ローパワー・ワイドエリア)、5Gなどの技術を活用したネットワークを提供する。企業や通信事業者向けのネットワークを構築してきたノウハウを生かす。

 今夏にはNEC玉川事業場内に最新技術を取り入れたラボ「NEC Smart Connectivity Lab」を設ける。顧客企業を招いて同社のネットワークサービスを体感してもらったり、新たなソリューションを共想したりする場として活用する考えだ。NECは同サービスで2022年3月期に売上高1000億円を目指す。

 通信関連事業は交換機などの事業を古くから手掛けてきたNECにとって「祖業」ともいえる。最近はリストラ続きだが新ブランドにより成長、反転攻勢を狙う。

 なおNECは同日、2019年3月期通期の業績予想を上方修正すると発表した。売上収益は2019年1月時点の予想に比べて800億円増の2兆9100億円、営業利益は同80億円増の580億円となる見込みだ。