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 名古屋市で2019年5月7日、保険証や医療証の発行年月日や生年月日がオールゼロやオール9などで印字されたため交付できなくなるシステム障害が発生した。障害は開庁時間の午前8時45分から発生し、名古屋市は1時間ほどでシステムを停止した。午後1時ころに復旧したが、障害の影響で244枚の保険証や医療証を発行できなかった。即時交付できなかった分は郵送して対応するという。

 保険年金課によれば、名古屋市では出生届けを受理した際などに住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)から生年月日などのデータを名古屋市の保険年金システムに取り込む。この時、住基ネット側の8桁の西暦データを保険年金システムの7桁の和暦データ(元号コードと和暦の年月日)に変換する。

 変換プログラムには、2018年12月31日までの元号を「平成」と扱い、2019年5月1日以降を「令和」と扱うという「設定の誤りがあった」(保険年金課)。そのため、2019年1月1日から4月30日までの日付データが保険年金システムに取り込まれず、日付データが存在しない状態だった。設定が誤っていた理由は分かっていない。