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 中国Huawei Technologies(ファーウェイ)は2019年5月9日、CCTV(中国中央電視台)、China Mobile(中国移動)との、業界初とする5Gデュアルバンドネットワーク上での4Kライブストリーミング実験完了を発表した(ニュースリリース)。以前行った定点試験の拡張版として、移動する車両と通信する形で行われている。

出所:Huawei
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 今回使用した4K動画は、解像度3840×2160ピクセル、フレームレート50fpsと、より実物に近い色合いなどを実現する一方で、送信には広大な帯域幅を必要とする。広帯域を利用した通信が可能な5Gを使えば、4G時に比べ10~100倍の通信レートを確保すると同時に、超低遅延通信も提供できるため、リアルタイムでの4K動画ストリーミングが可能となる。

 今回の試験では、China MobileとHuaweiが2.6GHz帯と4.9GHz帯の5Gデュアルバンドネットワークを提供。北京市内に複数の5G基地局を配置して、移動する車両内でのCCTVの4K超高解像度動画のライブストリーミング状況を確認した。その際の通信速度は40M~60Mビット/秒だったという。

 移動する環境下でのライブストリーミングの実現は、メディア業界にとって重要な要件として挙げられている。Huaweiでは、この要件を満たせば、スポーツイベントなどの動画制作や配信手法に大きな変化が生まれるとし、今後もメディア業界のみならず、様々な業界に5G技術と商用ネットワークを使った新しい可能性を示していきたいとしている。