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 楽天銀行の永井啓之社長は2019年5月13日に開いた決算会見で、同月7日に起きたシステム障害について「お客様に大変なご迷惑とご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。10連休明けの負荷の見積もりが甘かったことを深く反省している」と謝罪した。

 永井社長はシステム障害の原因について、10連休明けにインターネットバンキングなどへのアクセスが集中し、システムへの負荷が瞬間的に通常の10倍以上に高まったためとした。具体的にどのくらいの想定をして準備していたのかは明言を避けたが、「そこまでの想定はしていなかった」という。障害の詳しい状況や復旧まで半日かかった理由などは明らかにしなかった。

 5月7日午後0時30分ごろからWebサイトやスマホアプリを通じたインターネットバンキングにログインできないシステム障害が発生し、7日午後11時15分まで障害が続いた。完全に復旧したのは5月8日午後3時ごろだった。

 永井社長は再発防止のためシステムを増強する方針も示した。ただし予定していたシステム投資計画の中身を見直すなどで対応するため、今年度のシステム投資額そのものは大きく増加しないという。