PR

 帝人フロンティア(本社大阪市)とミドリ安全(本社東京)は、超極細繊維を用いて滑りにくさを高めると同時に異物混入リスクを低減した耐切創性手袋「カットガード132NF」を開発した(図、ニュースリリース)。自動車・自動車部品や精密機械、食品の工場などに向けて、ミドリ安全が販売を開始した。

図:「カットガード132NF」(出所:帝人フロンティア)
図:「カットガード132NF」(出所:帝人フロンティア)
[画像のクリックで拡大表示]

 新製品の外部接触面には、帝人のポリエステル繊維「ナノフロント」を採用している。ナノフロントの直径は700nmで、1本の糸の断面積は髪の毛の1/7500。この繊維を使った生地の表面にはナノサイズの凹凸が形成され、一般的な生地に比べて表面積が大きくなるので高い摩擦力を発揮する。そのため新製品は、表面をコーティングした手袋と同様の滑り止め効果や作業性を得られるという。

 耐切創性手袋に滑り止め効果を持たせるには、手のひら部分をウレタン樹脂で覆う方法があるが、ウレタン樹脂が剥がれ落ちて製品に混入する恐れがあった。それに対して新製品は、コーティングしていないため異物混入を防げる。

 コーティングした手袋に比べて厚さが少ないので、使い捨て手袋の下にも着用できる。滑り止め効果に優れることから、重ねて着用した際も手袋同士がずれにくく、作業しやすい。

 S/M/L/LLの4サイズをそろえる。いずれも本体は水色で、手首部分はSが白色、Mが緑色、Lが灰色、LLが黄色。1双の価格は750円(税別)とする。